4日は午後7時半すぎ、幅約1メートル、延長約40メートルの同水路内にある草の中で、小さな光が瞬きだした。強い光を放って乱舞するゲンジボタルと違い、ヘイケボタルはあまり飛び回らずに明滅を繰り返す。イルミネーションのようにも見え、家族連れからは「すごーい」「きれい」と歓声が上がった。
祖母、弟と一緒に訪れた筑摩小1年の根本颯太(そうた)君(6)は「ここに来るのはきょうで3回目。光っているのがきれいで好きになった」。持ち去らないことを条件に、蛍を手に取って見ることもできるため、透明のコップに入れて間近で観察していた。
同会は蛍に詳しい信大理学部の藤山静雄教授から助言を受け、復活に取り組んできた。一昨年は一晩に見られる数は100匹に満たなかったが、昨年は300匹を超えるまで増加。今季はさらに多くの蛍が光を放っており、藤山教授は「ヘイケボタルの発生数は松本市内では多い場所」という。
同公園は複合商業施設「コモ庄内」の北側にある。ふだんは夜間も店舗などの照明で明るいが、同会会員らはシーズン前に水路の周囲によしずを張り巡らせ、「コモ庄内」の店舗もこの時期は街路灯を消す協力をしている。
毎晩、多くの人たちが訪れるため、同会員が毎晩、交代で解説している。会長の青木繁之さん(72)は「子どもたちに蛍を見せようと活動してきた。やりがいがあった」と話す。7日と14日の午後7時半から同公園で観察会を開く。蛍は7月いっぱい見られそうという。(提供:信濃毎日新聞)
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_221200
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ゲンジホタルとヘイケホタルの違いを実際にこの目で確かめてみたいものです。私の田舎ではゲンジホタルしかいなかったはずなので、まだヘイケホタルを見たことがないのです。
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