2012年07月07日

松本でヘイケボタル復活 区画整理で生息地を移転

松本市筑摩1の「庄内北公園」にある「ホタル水路」で毎晩、500匹以上のヘイケボタルが光を放ち、地元住民らを楽しませている。土地区画整理事業で埋められることになった以前の生息地から、市が地元の要望を受けて2003年11月に幼虫を泥や土、植物ごと約500メートル離れた同水路に移して9シーズン目。水路の手入れなどを続けている地元有志グループ「庄内ほたると水辺の会」のメンバーは、「多くの蛍が生息する環境が戻った」と喜んでいる。

 4日は午後7時半すぎ、幅約1メートル、延長約40メートルの同水路内にある草の中で、小さな光が瞬きだした。強い光を放って乱舞するゲンジボタルと違い、ヘイケボタルはあまり飛び回らずに明滅を繰り返す。イルミネーションのようにも見え、家族連れからは「すごーい」「きれい」と歓声が上がった。

 祖母、弟と一緒に訪れた筑摩小1年の根本颯太(そうた)君(6)は「ここに来るのはきょうで3回目。光っているのがきれいで好きになった」。持ち去らないことを条件に、蛍を手に取って見ることもできるため、透明のコップに入れて間近で観察していた。

 同会は蛍に詳しい信大理学部の藤山静雄教授から助言を受け、復活に取り組んできた。一昨年は一晩に見られる数は100匹に満たなかったが、昨年は300匹を超えるまで増加。今季はさらに多くの蛍が光を放っており、藤山教授は「ヘイケボタルの発生数は松本市内では多い場所」という。

 同公園は複合商業施設「コモ庄内」の北側にある。ふだんは夜間も店舗などの照明で明るいが、同会会員らはシーズン前に水路の周囲によしずを張り巡らせ、「コモ庄内」の店舗もこの時期は街路灯を消す協力をしている。

 毎晩、多くの人たちが訪れるため、同会員が毎晩、交代で解説している。会長の青木繁之さん(72)は「子どもたちに蛍を見せようと活動してきた。やりがいがあった」と話す。7日と14日の午後7時半から同公園で観察会を開く。蛍は7月いっぱい見られそうという。(提供:信濃毎日新聞)
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_221200
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ゲンジホタルとヘイケホタルの違いを実際にこの目で確かめてみたいものです。私の田舎ではゲンジホタルしかいなかったはずなので、まだヘイケホタルを見たことがないのです。


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posted by tyuubu2008 at 14:43| 長野県 ホタル名所 ホタル祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホタル鑑賞会:公園に光の舞、遺志実る 深谷の故新井さん研究、ボランティアが飼育続け 数百匹飛び交う /埼玉

深谷市櫛引の公園「ふかや緑の王国」の水路に6月下旬、数百匹のヘイケボタルが舞い、淡い光を放った。市民ボランティアが主催した鑑賞会。だが、ホタル飼育に情熱を注ぎ、指導的立場にあった市内の造園会社社長、新井佐五郎さんの姿はなかった。新井さんは2年前に急逝。その遺志を引き継ぎ、「ホタルが住む環境を作りたい」とボランティアが飼育を続けている。【大平明日香】

 「見て、おやじのホタルだよ」。今年の鑑賞会に足を運んだ新井さんの長男悠佐(ゆうすけ)さん(33)が思わず声を上げた。長女と長男の肩を抱き寄せ、亡くなったおじいさんがホタルを育ててきたことを教えて聞かせた。

 ふかや緑の王国は、県農林総合研究センター跡地を深谷市が借り受け、市民ボランティアの整備によって09年2月にオープンした。開園準備をしていた08年、ボランティア代表の佐藤武雄さん(73)は「昔のようにホタルが舞う環境を作りたい」と考え、ホタル班を結成。ホタルを飼育研究していた新井さんに声をかけた。
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20120706ddlk11040224000c.html
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ホタルの里、ホタルの名所には、縁の下の力持ち的な人がいるケースが多いようですね。


埼玉県ホタルの名所
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posted by tyuubu2008 at 14:36| 埼玉県 ホタルの名所 ホタル祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月05日

松本市内でホタル舞う−「ホタルも住める環境作り」各地で取り組み

松本市内ではホタルの幻想的な光を楽しめる季節を迎え、「ホタルが住める環境作り」を進めるグループが、各地で観察会を企画している。

 松本青年会議所では、2005年から継続的に取り組んでいる美化緑化活動「エコリンピック」の一環として「ホタルプロジェクト」をスタート。今年3月からホタルを放す候補地の調査を行い、四柱神社周辺に決定。土の入れ替えや植栽、餌となるカワニナの放流などを行い、4月下旬にはヘイケボタルの幼虫200匹を放した。「ただホタルを放つだけではなく、生態系を考慮し、ホタルを通じた環境作りを進めていくことが大事」と同プロジェクトを主導するデザインアカデミー委員会の原隆副委員長。ホタルが舞う自然環境の保全・再生活動を進める「NPOホタルの会」(東京都)や信州大学のボランティアサークル「VOLNET」などと協力し、辰野町や市内で同様の活動を行っている人たちにも助言を求め、活動を進めてきた。

 7月2日には、商工会館(松本市中央1)でホタルの勉強会と取り組みの報告会が行われた。北九州市の事例やホタルの生態、これまでの経過と今後の取り組みについて紹介。4月に放った幼虫が育ち、現在、数匹が出現していることが報告されると、会場からは大きな拍手が起こった。「松本の街中には湧水群もあり、恵まれた環境だと思う。ホタルの美しさに触れることで、環境に対する意識が芽生えれば」と原副委員長は話す。

 庄内の大型ショッピングセンター「コモ庄内」(出川1)の北東側にある「多自然水路」でもホタルが舞い始めている。「6月20日から観測を始めたが、(昨年同様)今年も数が多い」と「庄内ほたると水辺の会」の上條慶子さん。2003年夏から現地調査を開始し、その後、勉強会や観察会などを重ねてきた。付近の小学校に呼び掛けるなど子どもたちを交えての活動を続けている。30日には学習会と観察会を実施。初の試みとして行われた「ホタルのおはなし会」には子どもたちが集まり、観察会には60人以上が参加した。

 「ホタルが住める場所を作るのではなく、『ホタルも住めるような自然を復元する』ことが目標」と上條さん。「ただホタルを見るだけではなく、地域のホタル生息地に興味を持ち、正しい知識を得られる場でありたい」とも。

 庄内の「多自然水路」の観察会は7日、14日の19時30分〜。四柱神社では16日18時〜、同NPOの友石安彦理事長らを招いて学習会と観賞会を予定する。

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ホタルも住める環境作りは、日本中で行ってほしいですね。コンクリートで固めた用水路ではなくて自然と共存するようなものにしてほしいものです。結果としてホタルもすめるというのが良いですね。


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posted by tyuubu2008 at 06:37| 長野県 ホタル名所 ホタル祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホタル観察会:「四街道でそっとホタルを見守ろう−星降る夜のホタル観察会」 /千葉

31日18時半(四街道市旭公民館集合)と、8月7日18時半(同市旭ケ丘地区グリーンタウン中央公園集合)の両日。ともに21時解散。

 20年前からホタル観察会を実施している四街道自然同好会(小沢武会長)会員のガイドで、集合場所近くの公園でセミの羽化を見たり、ホタルの里のヘイケボタル、クロマドボタルなどを観察する。

 小沢会長は「四街道市内にホタルの里は7カ所ある。子供たちにとってセミの羽化や黄色の光が幻想的なホタルとの出合いは一生の思い出になるだろう。自然を守るためにそっとホタルを見守り続けたい」と話している。当日は長袖、長ズボン、履きなれた運動靴で参加し、虫よけスプレー、懐中電灯、飲み物など持参。参加無料。各日定員50人、申し込みは小沢さん(090・9836・8902)へ。24日締め切り。雨天時は翌日に順延。

 四街道自然同好会は1988年4月に設立。「私たちみんなの思いをこめて豊かな自然を子どもたちの未来へ」をモットーに、自然観察を楽しみながら、ホタルの里の手入れなど保全活動にも力を注いでいる。【渡辺洋子】
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120703ddlk12040164000c.html
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四街道市にはホタルの里が7箇所もあるんですね。私が住んでいる千葉市にはどのくらいあるのでしょう。ホタル鑑賞会も夏休み期間中にあると子供たちが参加できて良いですね。


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posted by tyuubu2008 at 06:32| 千葉県 ホタルの名所 ホタル祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホタル元気に育って 園児ら幼虫放流

 ホタルが育つ豊かな自然を残そうと、今治市延喜地区の片垣池周辺で4日、市内の幼稚園児がゲンジボタルの幼虫を放流し、成長を祈った。
 延喜ホタル保存会(村上富士人会長)が毎年実施。会員がふ化させた幼虫約5000匹を用意し、こまどり、ゆりかご両幼稚園の園児約200人が参加した。園児は体長1〜2ミリの幼虫が入ったトレーを手にし、「元気に大きくなあれ」と声を掛けながら水路に流し入れていった。
 ゆりかご幼稚園年中組の八木子遥ちゃん(4)は「上手に流せて楽しかった」とにっこり。年長組の藤倉巧人ちゃん(6)は「大きくなったホタルを見に来たい」と話した。
 保存会によると、片垣池周辺では5月下旬から6月上旬にかけてホタル300匹余りが乱舞し、約7000人が観賞に訪れた。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120704/news20120704916.html
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全国各地でホタルの幼虫の放流が行われていますが、トータルではどのくらいになるのでしょうね。結果として毎年ホタルは増えているのでしょうか?


愛媛県ホタルの名所
愛媛県ホタル祭り
ホタルの名所・ホタルまつり
posted by tyuubu2008 at 06:25| 愛媛県 ホタルの名所 ホタル祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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